
埼玉不動産の本川です。
先日、27歳になる甥から転職の相談を受けました。今はSNSのマーケティングや企画・編集の仕事をしているそうですが、転職候補のひとつに不動産業が挙がっているとのこと。「どんな資格を持っていたらいいですか?」と聞かれました。
この記事で紹介する資格
- 宅建士:まず最初の一枚
- 賃貸不動産経営管理士:賃貸管理・サブリースに進むなら
- 賃貸住宅メンテナンス主任者:管理・メンテナンスの現場に効く
- FP:どんな職業にもおすすめ
「不動産屋」と一口に言っても
実はかなり幅があります。
同じ業界でも、日々やっていることはまるで違います。

ですので「どの資格を取るか」の前に「どの分野に進みたいか」を少し考えてみると、選びやすくなると思います。とはいえ、どの分野に進んでも土台になる資格はあります。
まずは宅建士(宅地建物取引士)
国家資格
やはり最初の一枚はこれです。国家資格で、重要事項説明など、宅建士にしかできない業務があります。事務所ごとに従業者5人に1人以上の設置が義務づけられているため、業界内での需要が常にあります。
当社スタッフの宅建士保有者
10名 / 総勢20名
名刺に載せられる、という以上に「基本的なルールを一通り理解している人」という信頼につながる資格です。
賃貸不動産経営管理士
国家資格
宅建士と同じく国家資格です。賃貸管理の分野で、業務管理者として選任されるための要件にもなっています。賃貸管理やサブリースに関心があるなら、宅建士とセットで持っておきたい一枚です。
賃貸住宅メンテナンス主任者
民間資格
こちらは日本賃貸住宅管理協会が認定する民間資格で、少しニッチですが、原状回復や設備の不具合など、現場で必ずぶつかるテーマを体系的に学べます。管理やメンテナンスの分野を目指す方には、思いのほか実務で効いてくる知識だと思います。
そしてFP(ファイナンシャル・プランナー)
最近すっかり人気資格になりましたが、これは不動産に限らず、どんな職業の方にもおすすめできます。
世の中のお金の仕組みが、まるっと一通り学べる資格です。
どこまで取るかの目安
※FP技能士(1〜3級)は国家資格、AFP・CFP®は日本FP協会が認定する民間資格です。
資格は入口、その先は現場です
私自身も、今回ご紹介した宅建士、賃貸不動産経営管理士、そしてFP(1級・CFP®)を取得してきました。そのうえで甥にも伝えたのですが、資格はあくまで入口の切符です。実際にお客様の役に立てるかどうかは、その先の現場経験で決まります。
ただ、勉強しておいて損になる知識はひとつもありません。特にSNSや企画・編集の経験がある方なら、不動産の知識と組み合わせることで、この業界ではかなり強みになるはずです。
よくあるご質問
Q. 未経験から不動産業に転職する場合、入社前に宅建士を取っておくべきですか?
A. 取ってあれば有利ですが、必須ではありません。入社後に取得を支援する会社も多くあります。むしろ「勉強を始めている」という姿勢のほうが、面接では評価されやすいと思います。
Q. 宅建士と賃貸不動産経営管理士、どちらを先に取るべきでしょうか?
A. 迷うようであれば宅建士からをおすすめします。売買・賃貸のどちらに進んでも使える汎用性があり、業界内での認知度も高いためです。
Q. 働きながらでも宅建士は取れますか?
A. 取れます。実際、働きながら合格される方は多くいらっしゃいます。試験は例年10月の年1回ですので、通勤時間などのすき間時間も使いながら、半年ほど前から計画的に準備を始めるのがおすすめです。
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